- Title ：
- Risk assessment in patients with left ventricular systolic dysfunction following transcatheter aortic valve replacement
TAVI後に収縮不全をもつ患者における予後不良因子の検討
- About ：
- TAVIによって重症大動脈弁狭窄患者の予後は劇的に改善したものの、収縮不全をもつ患者の予後は不良である。TAVIを受けた後にLVEF<50%の患者において、2年間の心血管死に関連する因子を検討した。中等度以上の三尖弁逆流症をもつ患者の2年間の心血管死の発症率は有意に高く（30% versus 12%, p = 0.001）、一方で三尖弁逆流症がその後に改善した場合は良好な予後が担保された。三尖弁逆流症への積極的な介入が予後を改善しうるかどうかは今後の課題である。
- Author ：
- Imamura T, Ueno H, Sobajima M, Kinugawa K, Watanabe Y, Yashima F, Tada N, Naganuma T, Yamawaki M, Yamanaka F, Shirai S, Mizutani K, Tabata M, Takagi K, Yamamoto M, Hayashida K.
J Card Surg. 2021;36(10):3673-3678.
