OCEAN-TAVIリスクモデル
TAVI実施1年予後を予測するリスク計算ページ
(医療従事者向けページ)
本ページでは、TAVI実施1年以内における死亡リスク(1年以内に死亡する予測確率)を計算するページです。
使用方法
- 1)WEB版リスクモデル
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- 本リスクリスクモデルは、利用する臨床情報の数が異なる2つのモデルがあります
- 日常診療モデル(7因子):日常診療で取得可能な7因子(性別、Body mass index(BMI)、Clinical frailty scale(CFS)、心房細動、心臓手術の既往歴、推算糸球体濾過量(eGFR)、血清アルブミン)を利用
- 専門診療モデル(9因子):日常診療モデルの7因子に加え、診断に専門的検査が必要な2因子(肺疾患の既往/現病歴、末梢動脈疾患の既往/現病歴)を利用
- 専門診療モデル(9因子)の方がより正確なリスク評価モデルとなります
- 本リスクリスクモデルは、利用する臨床情報の数が異なる2つのモデルがあります
- 2)紙面版簡易リスク計算シート
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- 本計算シートは非WEB環境下での使用を想定しています。WEB環境下ではWEB版リスクモデルを利用してください。
- WEB版リスクモデルと同様、日常診療モデル(7因子)と専門診療モデル(9因子)があります。専門診療モデル(9因子)の方がより正確なリスク評価モデルとなります。
- 各因子の該当カテゴリに割り付けられたポイントを合計し、その総点によりリスクを概算します。
使用上の注意
- OCEAN-TAVIレジストリー参加医療機関から収集したデータに基づいたリスクモデルですので、全国すべての医療機関で実施されるTAVIの1年予後について、必ずしも正確に算出できる保証はありません。
- 2013年から2017年のデータに基づいたリスクモデルです。今後の先生方のlearning curve向上や新たなデバイスの登場が、結果の正確性に影響を及ぼす可能性があります。
- 紙面版簡易リスク計算シートによる結果はあくまでも概算ですので、WEB版リスクモデルの結果と異なる場合があります。その場合はWEB版リスクモデルの結果を優先してください。
- 本計算結果を参考に診療方針を決定しても、その転帰についてOCEAN-SHD研究会では一切の責任を負いません。
- 以上の点をご理解いただき、TAVI実施予定医師の責任下で本リスクモデルをご使用ください。
下のボタンをクリックするとリスクモデルへの入力および簡易リスク計算シートのダウンロードが可能となります。
このリスクモデルは、OCEAN-TAVIレジストリーの結果から算出されています。詳細は以下の論文を参照してください。