- Title ：
- Successfully Managed Access-Site Complication Was Not Associated With Worse Outcome After Percutaneous Transfemoral Transcatheter Aortic Valve Implantation: Up-to-Date Insights From the OCEAN-TAVI Registry
- About ：
- TAVI後穿刺部の合併症は時として起こりうる。対処法としてはカテーテル治療、外科的治療などがあるが、どの方法が良いかということや、予後との関連はあまり報告されていないため、今回OCEAN-registryに登録されている患者にて検討を行った。穿刺部合併症は105人(7.0%)で発生したが、30日・1年の死亡との相関は見られなかった。BMIが低いこと・シース径に比して総大腿動脈の径が小さいことが穿刺部合併症の予測因子として挙げられた。経皮的に行う経大腿動脈アプローチのTAVIは経年的に増加傾向であったが、穿刺部合併症の頻度は逆に経年的に減少傾向であり、手技の習熟・新しいデバイスの導入が理由と考えられた。穿刺部合併症のベイルアウト方法としてはカテーテル治療、外科的治療のどちらでも再治療を必要とする頻度は変わらなかったが、ProGlideによる大腿動脈狭窄/閉塞に関してはどちらの治療を選択しても再治療を必要とするケースが多かった。今回の検討から穿刺部合併症のベイルアウト方法としてのカテーテル治療は1st lineの治療として許容されると考えられた。
- Author ：
- Honda Y, Yamawaki M, Nakano T, Makino K, Ito Y, Yashima F, Tada N, Naganuma T, Yamanaka F, Mizutani K, Tabata M, Ueno H, Takagi K, Watanabe Y, Yamamoto M, Shirai S, Hayashida K; OCEAN-TAVI Investigator. Successfully managed access-site complication was not associated with worse outcome after percutaneous transfemoral transcatheter aortic valve implantation: Up-to-date insights from the OCEAN-TAVI registry.
- Cardiovasc Revasc Med. 2021 Aug 8:S1553-8389(21)00570-4. doi:10.1016/j.carrev.2021.08.004.
