構造的心疾患(SHD)カテーテル治療の多施設レジストリーグループ『OCEAN-SHD研究会』
Optimized CathEter vAlvular iNtervention Structual Heart Disease

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Title :
Update on Prosthesis–Patient Mismatch Following Transcatheter Aortic Valve Replacement in Asian Patients
アジア人におけるTAVI後のPPM アップデート
About
TAVI後のProsthesis-patients mismatch (PPM)は、小さな大動脈弁輪を持つアジア人において懸念事項の一つであるが、過去の多くの報告から、アジア人集団にとって、PMは予後に関係しないとされてきた。そこで今回、より大きな集団で、より長期のフォローを行い、PPMの予後的意義に関するアップデートを試みることとした。
2013年10月から2019年12月までにTAVIが施行されOCEAN-TAVI registryに登録された7393人のうち、TAV-in-SAV/入院中死亡/SAVRへの移行/THVデリバリー不能/術後TTEデータ不十分の症例を除外し、7072人の解析を行った。Moderate PPM は742人 (10.5%)に、Severe PPMは94人(1.3%)に認められた。Severe PPM群はNon-PPM群と比較して、有意に3年時までの全死亡・心血管死・心不全再入院のリスクを増加させ、それは他の臨床的背景で調整しても同様であった。一方で、それらのアウトカムについてModerate PPMはNon-PPM群とほぼ同等のリスクであった。サブグループ解析においては、年齢・性別・CFS・STSスコア・心房細動・EF・平均圧較差・SV indexによる有意な交互作用は認められなかった。
結論として、Severe PPMは今回のコホートのうち1.3%しか認められなかったが、実際に3年時における死亡および心不全再入院のリスクを有意に上昇させた。この結果から、アジア人においても、Severe PPMを回避するようなTAVI戦略を立てることの重要性が示唆された。
Author :
Ishizu K, Kitano K, Yamamoto K, Hayashi M, Shirai S, Ohno N, Kakumoto S, Ando K, Yashima F, Nishina H, Izumo M, Asami M, Tada N, Yamawaki M, Naganuma T, Yamanaka F, Ohno Y, Ueno H, Noguchi M, Mizutani K, Takagi K, Watanabe Y, Yamamoto M, Hayashida K; OCEAN-TAVI Investigators. Update on Prosthesis-Patient Mismatch Following Transcatheter Aortic Valve Replacement in Asian Patients. JACC Asia. 2024 Oct 8;4(11):793-806.