Title :
Implication of the Dose of Mineralocorticoid Receptor Antagonist Following Transcatheter Edge-To-Edge Mitral Valve Repair
経皮的僧帽弁形成術後にミネラルコルチコイド受容体拮抗薬は高用量で投与すべきか
About :
収縮能が低下した慢性心不全に対して、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)をできるだけ高用量で使用することが推奨されている。しかしながら、慢性心不全に重症僧帽弁逆流症を合併した高齢患者に対してTEERを行った際に、MRAを高用量で投与すべきかどうかは明らかでない。本研究では、二次性僧帽弁逆流症をもち、LVEF<50%である患者2026人を検討した。用量にかかわらずMRAを投与することは、TEER後2年間の全死亡・心不全再燃を有意に抑制していた。一方で、MRAの投与量は予後と関連がなかった。以上から、高齢で低心機能・二次性僧帽弁逆流症をもつ患者に対してTEERを行う際は、予後改善のために低用量のMRAを投与することは推奨される一方で、その増量には再考を要するかもしれない。
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)は、収縮能が低下した慢性心不全に対して可能な限り高用量で使用することが推奨されている。しかし、高齢で重症の二次性僧帽弁逆流症を合併し、経皮的僧帽弁形成術(TEER)を施行した患者において、MRAを高用量で投与すべきかどうかは明らかではない。
本研究では、左室駆出率(LVEF)<50%の二次性僧帽弁逆流症患者2,026例を解析した。その結果、MRA投与は用量にかかわらず、TEER後2年間の全死亡および心不全再入院を有意に抑制していた。一方で、MRAの投与量自体は予後と関連を示さなかった。
以上より、低心機能を有する高齢の二次性僧帽弁逆流症患者にTEERを行う際には、予後改善のために低用量であってもMRA投与を行うことが推奨されるが、用量増加については十分な検討の余地があると考えられる。
Author :
Teruhiko Imamura, Shuhei Tanaka, Nobuyuki Fukuda, Hiroshi Ueno, Koichiro Kinugawa, Shunsuke Kubo, Masanori Yamamoto, Yuki Izumi, Mike Saji, Masahiko Asami, Yusuke Enta, Shinichi Shirai, Masaki Izumo, Shingo Mizuno , Yusuke Watanabe, Makoto Amaki, Kazuhisa Kodama, Junichi Yamaguchi, Toru Naganuma, Hiroki Bota, Yohei Ohno, Daisuke Hachinohe, Masahiro Yamawaki , Kazuki Mizutani, Toshiaki Otsuka, Kentaro Hayashida; OCEAN-Mitral Investigators
JACC Asia
. 2025 May 6:S2772-3747(25)00227-3. doi: 10.1016/j.jacasi.2025.03.014. Online ahead of print.




