Title :
Pre-Existing Left Bundle Branch Block and Clinical Outcomes After Transcatheter Aortic Valve Replacement.
About :
TAVI患者において術前の左脚ブロックが臨床経過に与える影響について調べた研究は少ない。術前の右脚ブロックはTAVI後の恒久的ペースメーカ植え込みのリスクになるだけではなく、TAVI後の死亡率にも影響を与える報告が我々OCEAN-TAVIレジストリからも報告されている。今回、術前の左脚ブロックが臨床経過に影響を与えるかのかどうか、さらには、TAVI弁留置後の新規左脚ブロックと比較してどちらの予後が悪いのか比較を行った。OCEAN-TAVIレジストリーに登録されたTAVIを受けた患者5,996名を左脚ブロックのない患者、術前左脚ブロックの患者、新規左脚ブロックの患者の3群に分けて、Coxハザード解析、傾向スコアによる逆重み付けによる解析を行った。術前左脚ブロックの患者はBNPが高く、左室径が大きく、LVEFが低い患者が多かった。2年予後に関しては、どちらの解析においても3群間の中で術前左脚ブロックの患者がTAVI後2年の全死亡、心血管死亡が最も多く、主な死因は心不全による死亡であったことがわかった。術前から左脚ブロックのある患者は心不全を含めたTAVI後の経過に注意を払いながらフォローアップをする必要があると思われた。
Author :
Saito T, Inohara T, Tsuruta H, Yashima F, Shimizu H, Fukuda K, Ohno Y, Nishina H, Izumo M, Asami M, Naganuma T, Mizutani K, Yamawaki M, Tada N, Yamanaka F, Shirai S, Noguchi M, Ueno H, Takagi K, Watanabe Y, Yamamoto M, Hayashida K; OCEAN-TAVI Investigators. Pre-Existing Left Bundle Branch Block and Clinical Outcomes After Transcatheter Aortic Valve Replacement. JACC Asia. 2024 Jan 9;4(4):306-319. doi: 10.1016/j.jacasi.2023.11.007.




