構造的心疾患(SHD)カテーテル治療の多施設レジストリーグループ『OCEAN-SHD研究会』
Optimized CathEter vAlvular iNtervention Structual Heart Disease

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現地開催がもどってきました!!

2023年8月4日  著者:田中 修平(富山大学附属病院)  若手Dr.より会員のつぶやき


はじめまして。富山大学附属病院の田中修平といいます。この度、若手側のバトンをいただきましたのでまずは簡単に自己紹介をさせていただきます。富山大学を卒業し初期臨床研修先で当院の上野医師と出会い、循環器内科を志しました。現在は医師13年目でぎりぎりYIAにも応募できる歳ですのでまだ若手の範疇でしょうか。エコーチームに所属していることもありSHD診療の中でもTEER, LAAC, ASD closureなどantegrade approachのものを主に担当させていただいています。

コロナ禍も一段落して今日は学会について。2020年以前、英語は得意でないものの海外旅行は得意だったのでTVTなど海外学会にも何度か参加させていただきました。TVTでは全く英語も喋れないのに発表に挑み、かつスラックスのおしりの部分がやぶれた状態で発表することになり色んな意味で非常に良い経験になりました。

調子にのって2020年もEuro PCRに演題登録し2月頃acceptedのメールが届きました。

初フランスと意気込み上司と航空チケット、ホテルと確保しましたが、日に日に雲行きが怪しくなり最終的にはやはり中止に…

そこからは海外どころか日本国内でも移動制限がかかるような状況に陥り、学会は中止、web開催になり人と会う機会も減ってしまいました。このコロナ禍でメジャーになったweb meetingは非常に便利でweb開催の学会は移動費や仕事に穴を開けなくて済むという利点はありますが、現地参加でしか味わえないことも多いです。対面での発表の機会はやはり重要で自宅でのプレゼンより緊張感があり聴講者の反応も感じることができます。それに加え直接足を運ぶことでwebだと聴講しないような症例報告や研究を聞き刺激を受けることもできます。もちろん現地に行けば観光もできる。なんならこれが一番だったりしますが…下の写真は発表を終えてメジャーリーグ観戦に行った時の写真です。上司よりえらそうにしています。

 

最近は国内の学会、研究会は現地で参加できるようになってきました。海外渡航も解禁されたのでそろそろ海外学会への参加も狙っています。プレゼンは正直憂鬱ですが英語に対するモチベーションも一時的に上がります。継続が大事なのですが…。もちろん海外学会では最先端の情報を手に入れられるという面が大きいですが、参加している日本人からも多くの刺激が得られ、また自分の出来の悪さを痛感することになりますがそれもこういう機会でなければ味わえません。

今年はどこかでOCEAN familyの皆さんとお会いできてお話しする機会があることを楽しみにしています。